2019年のNHKスペシャルにて放送された海外へ安楽死の為に渡航した方のドキュメンタリーです。
一度再放送がありましたがその後は特に放送されていませんがNHKアーカイブで見ることが出来ます。
放送後、京都の障がい者団体からBPOに審査申し立てがなされましたので立場によっては不快に思う方もいたのでしょうが、この番組の主人公の希望である「安楽死に関して考える」きっかけにもなると思います。
NHK安楽死番組、自殺の放送基準抵触と障害団体 BPOへ (京都新聞)
私としては「自由に生きたい」と同時に「自分の生き方を決められるなら、死に方・時期も自分で選びたい」のです。
そういう思いを持っているので安易に安楽死を反対するような方たちは私の側から見れば「自由に生きる事を邪魔する人達」のような気もします。
とても勝手な言い分かもしれませんが、あなたたちの邪魔はしないけど私の邪魔もしないで、という事です。
どんなに医療や福祉が発展しても、自分の尊厳を守れない事はあると思います。自分の意思が伝えられなくなった状態で栄養補給と排泄をしていくだけの生活になることが受け入れられず絶望の毎日だったとしても生きる事が素晴らしいと感じられるようになるのか。
どんなに福祉が発展してもその本人が「生きてる事」に納得できる形がその人にとって幸せだし、逆を言えば世間が納得してても本人が納得出来てなければとても不幸だなと思います。
難病の51才日本人女性が安楽死を選択するまで、彼女の言葉 (週刊ポストセブン)
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